このたび、2025年4月10日(木)・11日(金)開催予定の第68回日本手外科学会学術集会長の三上容司先生(横浜労災病院 病院長)、日本ハンドセラピィ学会 顧問の矢島弘嗣先生(奈良市立病院 名誉院長)に多大なるご高配を賜り、2025年4月11日(金)・12日(土)に第37回日本ハンドセラピィ学会学術集会をパシフィコ横浜(神奈川県)にて開催させていただくことになりました。横浜での開催は、2012年の第24回学術集会(学会長:大森みかよ先生)に続いて13年ぶり2回目となります。本学術集会は4月11日(金)の午後は、第68回日本手外科学会学術集会と同時開催となり、セラピストだけでなく医師の先生方にも気軽に会場へお越しいただけるプログラム構成となっております。
本学会のテーマは「新時代へ 試されるセラピスト」といたしました。「試される」これは,1998年(平成10年)、北海道のキャッチフレーズ「試される大地」から引用しております。セラピストの技量が試されるという消極的な意味ではなく、「自らに問いかける」、「世に問う」というプラス志向を示すことと、「試す」という観点から積極的に挑戦するという二つの意味があります。新時代へ向け、我々セラピストは先代の教えを踏襲しつつも新たな可能性と創造的な挑戦する姿勢で未来に立ち向かっていく必要性があると考え、本テーマといたしました。
また,ハンドセラピストは医師との関わりの重要性については言を待ちません。本学術集会は、医師とセラピストの交流の場を設け、医師との合同セッションも計画しております。同会場での開催は、医師とセラピストが交流・議論ができる大変貴重な機会です。全国の医師とセラピストが一堂に会し,対面で議論を交わし親交を深める場となり、本学術集会が新時代へのハンドセラピィの発展に寄与できれば幸いです。
開催にあたり実行委員一同、鋭意準備をしていく所存です。横浜の地で多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。
2024年5月吉日